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こころの糧に

喜び 3

ホアキナの思いは、 残っている書簡から
よく読み取ることができますが、手紙だけではなく
当時一緒に過ごした人々の証言からも伝えられています。
「マドレは、時々大いに満足して涙を流すほどお笑いになりました」
というものもありました。

そしてこの雰囲気は21世紀の今も
愛徳カルメル会に受け継がれています。

さて、ホアキナは真実な生き方こそが、本当の喜びを
保証してくれると確信していました。
どんな私であっても神様はこの私を愛し続けてくださっているのです。
だからホアキナは「自分自身であるように」と勧めます。
そして例えば「人を喜ばせるためであっても自分を偽るのは、
自分自身をも傷つけることになるのだ」と教えます。



「ありのままの人間であるよう努めること」が
ホアキナ・デ・ベドゥルナ共同体の目標です。

                            

                                  続く・・・


喜び 2

ホアキナの書簡には、次のように記されています。

主は私に
少しの苦みを混ぜることなしには
喜びを与えることを
お望みにならないのだと知っています。
忍耐しましょう。
あわれみの父は、全てをよくしてくださいます。
その慈しみに信頼いたしましょう。      
                   (No.41)

事実、ホアキナの人生には多くの困難がありました。12歳の時、
シスターになろうと近くの修道院の扉をたたきましたが、まだ幼いために断られました。
結婚後は、夫の両親から「息子にふさわしくない相手」として扱われたり、
9人の子どものうち3人が早く天に召されたり、野党の政治活動化の母という理由で
投獄されたりしました。修道会を創立してからも、
内乱によって国外へ逃亡しなければならないこともありました。
そんなときも、神様への信頼は揺るぎなく、
現に大きな困難も感謝のうちにすぎ越すことができました。



こんな手紙の文章もあります。

色々な出来事を体験し、今も体験していますが、
神様は私がすっかり落胆してしまわないように
何らかの力を私に与え、
いつもお世話をしてくださることを毎日感じています。
そうです。私の娘よ、
十字架の道において、それを全部担われるのはイエス様だとわかります。
さあ、前進いたしましょう!          (No.92)



                                 続く・・・


喜び 1

5月は創立者ホアキナの記念日があります。その日を迎えるにあたり、書簡を読んだり、聖女の姿を黙想したり祈りながら過ごします。数年前に本会の姉妹が聖女の魅力の一つ「喜び」について書いた小さなしおりを作りました。何回かに分けて紹介します。何か心に響くものがあれば幸いです。


5月22日に世界の教会で祝われる聖女ホアキナは、愛徳カルメル会の創立者です。18世紀後半から19世紀半ば(日本は徳川時代の終わり頃)をスペインのバルセロナ近郊で生きた方です。1959年カトリック教会は、神のみ旨にかなった生き方をした人としてこのホアキナを全世界に紹介しました。(教皇ヨハネ23世によって列聖)聖女ホアキナの人生の特徴は、娘として、妻、未亡人として、母として、祖母として、またシスターとなって・・・というように多様な面を生き抜いたというところです。ですから、私たちは様々な場面でホアキナの生き方が助けとなるのです。



聖女ホアキナの魅力をすべて書き尽くせませんが、ほんの少しお話ししましょう。

ホアキナは、日常生活で「何か偉大なことをするためには喜びが大切です」と繰り返していました。
でも、ホアキナの喜びは人間的、心理的、生理的なことからくるのではありませんでした。
常に「神様が私を愛してくださる」という深い神様への信頼から生まれてくるのでした。
ですから、悲しみや嘆きのただ中にあってもホアキナには喜びが感じられました。


続く・・・


マリアの心

「聖母月」ロザリオを祈るとき、何度も口にする「アヴェ・マリア」。
ロザリオの一つひとつの珠を繰りながら心を込めて祈りたいと思います。
私たちの信仰の模範であるマリア様。あなたの心に近づきたいです。



マリアの心は 受ける心
神の使いの告げた言葉を
成りますようにと ひらかれた
信じたかたは幸せ

マリアの心は たたえる心
主のはしためをかえりみられた
力ある方の偉大なわざを
信じたかたは幸せ




マリアの心は 聞く心
羊飼いたちの話したことを
全ておさめ思いめぐらす
信じたかたは幸せ

マリアの心は 取り成す心
彼らにぶどう酒がなくなりました
あの人の言うとおりにしてくださいと
信じたかたは幸せ

マリアの心は ささげる心
神のひとり子イエスとともに
十字架のもとに立ち続ける
信じたかたは幸せ

                         修道会の歌集より


新しい世界へ

春は始まりの季節。新しい学校に入る人、新しい学年に上がる人、学生から社会人になる人。子どもも大人も期待と不安で胸を膨らませていることでしょう。今日は、愛徳学園小学校で入学式が行われました。暖かい日差しのような愛である神様が、皆さんの門出を祝福してくださいますように!


ともだちをたいせつにするひとがいます
ともだちをきずつけるひとがいます
あなたはどちらをするひとになりますか
いきて つらいことや
さみしいことがあったとき
いちばんうれしいのは
ともだちがやさしくしてくれることです
ちからをかしてくれることです
あなたはぜったい
ともだちを
たいせつにするひとに
なってほしいのです
あなた ともだちとなかよくしてね

                   須永博士 「ともだち」



今日という日に目を向けよう!
  これこそ生命、生命の中の生命なのだ。

その短い行程のなかには
君の存在の真理と現実とがすべて含まれる。

生まれ育つ喜び
行動の栄光
美の輝き

昨日は夢にすぎず
明日は予感でしかない

精いっぱいに生きた今日は
すべての昨日を幸せな思い出に変え

すべての明日を希望の見取り図とする
だから目を開こう、今日に向かって!

夜明けへのあいさつはこれだ。

             デール・カーネギー「人を動かす」から引用
              インドの劇作家 カーリダーサ「夜明けへのあいさつ」