「心の糧に」を更新しました
母から息子へ
母であったホアキナは長男ホアキンのことでとても苦しみました。愛情のこもったたくさんの手紙を
たびたび書いて彼を励ましています。この手紙は投獄された息子に信仰をもって生きることの必要性を語っています。

最愛の息子よ、忍耐なさい。
安楽に暮らす人が天国に行くのではなく、自ら十字架を担いカルワリオを登る人が行くのだということを、あなたはよく知っています。
主は私に少しの苦みを混ぜることなしには、喜びを与えることをお望みにならないのだと知っています。忍耐いたしましょう。
あわれみの父は、すべてをよくしてくださいます。
そのいつくしみに信頼いたしましょう。
それでは、主があなたを慰め、祝福してくださいますように祈っています。
1827年11月11日
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創立者ホアキナの徳
今週2月26日は創立記念日です。195年前にスペインで創立された愛徳カルメル会。
創立者ホアキナ・デ・ベドゥルナの特徴を紹介します。

神への信頼
ホアキナは幼いころから修道女になりたいという願いがありました。しかし、15歳の時、彼女の意に反し父親は彼女に結婚を勧め、それを受け入れます。なぜなら、ホアキナは自分の望みではなく、神様の望みをいつも探し求めていたからです。
妻、母、未亡人として生きた17年間の家庭生活の後、1826年に修道会を創立することになります。ホアキナの計画は、クララ会とフランシスコ第三会の中間のような修道会を創立することでした。しかし、司教様から「カルメル山の聖母」の保護のもとにこの会を創立するようにと提案があり、自分の計画とは違う神様のご計画が示されます。ホアキナは神のみ旨にすべてを委ね、新しい計画を受け入れます。