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「日々の祈りと活動」を更新しました

広島「平和のための集い」に参加して

フランシスコ教皇様の来日にあたり各地でミサや集いがありました。
11月24日に広島で行われた「平和のための集い」に鳥取共同体の姉妹が参加しました。


カテドラル大聖堂では、長崎のミサが映し出され、多くの方々がミサをともに与っておられました。夕方の平和の集いに入場できなかった人たちも、ここでモニターを通して「平和の集い」に参加されたそうです。
夕闇の中で二千人の深い沈黙のうちに迎えられた教皇様の「平和の巡礼者として、この場所を訪れる義務を感じていました」との言葉に、あの過密なスケジュールは教皇フランシスコならではできた、熱い思いがあってのことと思いました。
メッセージ内容は各新聞にお任せして、貧しい私の心に響いた言葉は「戦争のための、最新鋭の兵器を製造しながらどうして平和について話すことができるでしょう」でした。爆心地に立ち、世界にメッセージを発信される姿に「神の人」の強さと美しさを目の当たりにした思いでした。

             教皇様の広島平和記念公園 記帳メッセージ

わたしは、平和の巡礼者としてこの地の歴史の中にあるあの悲惨な日に、傷と死を被ったすべての人との連帯をもって悼むために参りました。いのちの神が、(わたしたちの)心を平和と、和解と兄弟愛へと変えてくださるように祈ります。    
                フランシスコ         
                2019年11月24日



「心の糧に」を更新しました

僕の家にお泊まりください

今週と来週は、幼稚園でそして学園でクリスマス会が行われます。毎日、修道院の隣にある愛徳幼稚園からはハンドベルの音色が聞こえています。子どもたちと一緒に一足先にイエス様のご降誕をお祝いしたいと思います。以前、カトリックの雑誌で読んだお話を紹介します。


ある村では、毎年クリスマスに、
村の子ども達が、2000年前の世界で最初のクリスマスの降誕劇をして、
お祝いしていました。
その劇の中で、一人の知的障害を持っている子がいました。
短いセリフさえ覚えられない子でした。
その子の役は、もうすぐ赤ちゃんが生まれそうなマリア様を連れて、
宿屋を探しに来たヨセフ様に
「うちはもう満員で、お泊めすることはできません。
おとなりで聞いてください。」
というセリフを言う宿屋の主人の役です。
何度も何度も練習し、
ついにその子は、セリフを覚えたのです。

そしていよいよ当日がやってまいりました。
村の人々も、またその子の両親も、かたずをのんで見ている中を、
大きなお腹をしたマリア様を連れ、ヨセフ様が来て戸をたたいて言いました。
「今晩ひと晩泊めてください。」
すると、その子は
「うちはもう満員で、お泊めすることはできません。
おとなりで聞いてください。」と、
練習したセリフを間違いなく言うことができたのです。
ところが、その言葉を聞いて、
ヨセフ様とマリア様がさびしそうにそこを去ろうとしたとき、
その子は急に走り出し、マリア様にしがみついて泣きながら叫びました。
「どこにも行かないで!僕の家にお泊まりください!」
そう言って泣きじゃくるのでした。

それは、もう脚本どおりの劇ではなくなりました。
しかし、その日、この劇を見ていた村人達も、その子の両親も、
共に涙を流しながら、本当のクリスマスをお祝いしたのでした。

エッサイの株からひとつの芽が萌えいで
その根からひとつの若枝が育ち
その上に主の霊がとどまる。
その日が来れば
エッサイの根はすべての民の旗印として立てられ
国々はそれを求めて集う。
そのとどまるところは栄光に輝く。
                      イザヤの預言 11:1-2,10


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